リブラスホームの「家族の幸せから逆算した家づくり」術

福岡の子育て世代に特化したハウスメーカー・リブラスホームのスタッフが、子育て世代のための住まいの情報はもちろん、家事の時間を半分にする情報や共働き世代の育児論など、日々思うことを発信しています。

妻と夫の両者の問題から考える、「残念な夫」を卒業する方法(妻編)

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前回の記事では、幸せな家庭を築くために夫の側から提案してきましたが、今回は逆に妻の側からみた「残念な夫」を卒業する方法を考えてみたいと思います。

 

妻側の問題の整理

①何度も依頼するが、手伝ってもらえない

②手伝ってはくれるが、求めるレベルには程遠い

 

上記のような問題に対して、よく女性の立場から「どうしたら夫をイクメンにすることができるか?」といったアドバイス記事も見受けられますが、「褒めてのばす」とか「オブラートな言葉に包んで」とか「気持ちを伝える」等とありますが、そもそも夫が家事・育児を全く手伝ってくれないのと、手伝ってくれたとしても思うようにならないのとは、問題が別なので、対策が変わってきます。

 

前の記事でも触れましたが「全くといっていいほど手伝ってくれない」というのは育った環境や現在の環境によって形成された夫の価値観によるものなので、伝え方の問題ではありません。では、どうしたらいいかと言うと「考え方そのものを変える」または、考え方そのものを変える「きっかけ」などがなければなりません。

そのためには、一般的に考えても「妻が倒れる」「子供が入院する」ドラマの中にもあったように「離婚を迫られる」など…かなり大きなきっかけがないと、価値観を変えるのは難しいでしょう。逆に考えると、それくらい「家事・育児は手伝わなくてもいいだろう」という考えが夫の中の「当たり前」なので、上記に書いたような大きなインパクトを与えて訴えるしかありません。

 

一方、「手伝ってはくれるが、求めるレベルには程遠い」というのは、個人差はありますが、「協力しよう」という意思があるので、改善の余地は十分にあります。もしかすると「褒めてのばす」「オブラートな言葉に包んで」「気持ちを伝える」等でより手伝ってもらうことはできるかもしれませんが、それでも求めるレベル」に達することはできないでしょう。ではなぜ「求めるレベルには程遠い」のか?

 

そこには、妻側の「求めているレベル」と、もう一つは夫側の「これくらいでいいだろうと思うレベル」での「思いのギャップ(差)」があるということです。

 

例えば「食器を洗う」というタスクを取り上げてみましょう。

(一般的に依頼する)妻側からすると「①食べ残しを落として洗う ②洗剤はしっかり流す ③片付けやすいように並べる ④食器を拭き、棚の元の位置に戻す」ままでが「食器を洗う」というタスクと認識しています。

しかし、家事になれていない夫側からすると、十分に説明されていない場合、このタスクは①しか該当しないんです。だから、せっかく依頼されたタスクを十分にこなしたつもりなのに、依頼した妻からはそのタスクの不十分さを怒られ、依頼された夫側は達成したタスクに対する評価が異なるので、クレームを受けることに対して不満が残る、という事態が発生します。育児に関してもしかりです。

 

では、この「思いのギャップ(差)」はどう解決したらいいんでしょうか?

 

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家事・育児の「思いのギャップ(差)」の解決方法

例えば、職場での経験を思い出してみましょう。あなたが所属する部署や担当するプロジェクトに、新入社員(後輩)が入ってきたとします。その新入社員(後輩)に様々なタスクを依頼する場合、あなたはどんな指示をしますか?

 

①まずはきちんと業務の目的を伝える

②業務のプロセスを説明してあげる

③完了したら報告や連絡だけしてもらようにする

④不明点があるときだけ相談してもらう

⑤できたらきちんと評価し、その業務には責任を与えて任せる

 

となるハズでは?

家事・育児も一つの「プロジェクト」で、プロセスは全く同じです。

 

家庭での家事・育児においては、一般的に妻が「先輩」で、夫は「新入社員(後輩)」みたいもの。なので「手伝ってはくれるが、求めるレベルには程遠い」というのは、もちろん夫側の問題でもありますが、伝え方の問題ではなく、指示(依頼)する妻側の「上記の3つのフローを正しく伝えていない」という問題です。

 

さらに言うと、新入社員に一人前になってもらう、手がかからないように育ってもらうためにはどうしますか?上記のフローをある程度やったら、どんどん権限を与えて一人で判断できるように業務を任せませんか?

新入社員の立場から言うと、やってもやっても否定されたり、毎回毎回こまごま指示されていると、自分で考えないようになりますし、やる気も起きなかったり。

 

と考えると、やはり

①まずはきちんと業務の目的を伝える

②業務のプロセスを説明してあげる

③完了したら報告や連絡だけしてもらようにする

④不明点があるときだけ相談してもらう

⑤できたらきちんと評価し、その業務には責任を与えて任せる

 

こうすることで、「手伝ってはくれるが、求めるレベルには程遠い」という状態は解決に向かいます。業務によっては新入社員が育つまでには多少時間がかかるかもしれませんが、「任せる先輩」と「任される後輩」のいい関係が築けると、育つペースは圧倒的に早くなりますので、見守る勇気をもち、広い心で任せていってもらえたらと思います。

 

イクメンになるかどうかは妻次第

いかがでしたでしょうか。出産後は生活がガラリと変わり、不安やストレスでいっぱいいっぱいになるかもしれません。だからといって、「思うように手伝ってくれない」と夫を責めても、ひとつもいい方向には向かいません。

そこは、我が家の家事・育児のプロジェクトに一緒に携わってくれる「たった一人の新入社員(後輩)」を大切に育て、イクメンに育成させてみませんか?

 

うちの場合は、初めて起きるちょっとしたことでは認識の差がでますが、それ以外の炊事・洗濯・掃除・育児などのルーチンワークに関しては、今ではほぼ放任です(笑)これも時間が解決したことではありますが、上記のプロセスを踏まえた結果かと思っています。

 

夫婦で助け合いながら二人三脚で、家事・育児ができたら良いですね。

 

 

今日はここまでー