リブラスホームの「家族の幸せから逆算した家づくり」術

福岡の子育て世代に特化したハウスメーカー・リブラスホームのスタッフが、子育て世代のための住まいの情報はもちろん、家事の時間を半分にする情報や共働き世代の育児論など、日々思うことを発信しています。

もう一つの「家事に費やす時間を『激減』させるもの」

前回の、「家事に費やす時間を『激減』させるアイテムはコレ!」では、私の自宅のリフォームの際に、最も日々の生活に与える影響値が高かったものをご紹介しましたが、今回はもう一つの「家事に費やす時間を『激減』させるもの」をご紹介したいと思います。

 

これは、前回の「食器洗い乾燥機」のような設備とは異なるので、どの家庭もすぐにできるというわけではないのですが…それは「ウォークスルー洗面乾燥クローゼット」です。

単語がたくさんついて分かりづらいですが…

つまり「ウォークスルー」+「洗面」「乾燥」「クローゼット」のそれぞれの機能を一つにしたもののこと。

 

どんなイメージかというと、こんな感じ。

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「洗面所」が「ウォークスルー」になっていて、そこで洗濯物を干す(乾燥させる)ことができて、さらに大容量の収納(クローゼット)が付いている、ということですね。

 

設計や構造にかかわることなので、今住んでいる家ですぐにどうこうはできないということと、家全体に24時間換気システムが機能することが条件ではありますが、もしこれから新築やリフォームを考えらている方には、ぜひ取り入れていただきたい考え方です。

 

「家事」というのは「家庭内の日常生活における作業全般」を指しますよね。

ということは、「家事に時間がかかる」というのは、「作業時間がかかる」ということ。つまり「家事の時間を短縮する」というのは、トヨタ自動車など様々なメーカーの工場などで行われているような「作業時間の改善活動」と同じです。

 

ご存知かもしれませんが、トヨタ自動車の工場内の作業では「一歩一秒一円」と言われていて、「作業場で一歩歩くと一秒かかり一円のロスが出る」という意味だそう。

これが、トヨタの改善の原点になっていて、その結果この不況時にも拘わらず、売上高・純利益とも過去最高を記録しているんですね…

 

と、トヨタの話は置いといて。

私たちのような夫婦共働きの「家庭内の日常生活における作業全般」も「一歩一秒一円」で考えると、相当改善できることがあるんじゃないかと。

 

掃除・洗濯・炊事・買物などの家事の中で、家庭内での移動の歩数の改善ができそうなのが「洗濯」ではないでしょうか?

 

キッチン→脱衣場→廊下→リビング→(ベランダが2階の場合は階段を登って)→ベランダ→(階段を下りて)→廊下→脱衣場→キッチンに戻る、という導線。

 

実際に歩数を図ってみると、1回の洗濯物を干すだけの往復で、80歩から100歩も移動しています。これは干すだけで、ですから、干し終わった洗濯物を取り込みに行くときを含めると、160~200歩。さらに、各部屋の収納にしまうための移動まで含めると300~350歩くらいは移動すると思います。

 

みなさんのご自宅では、1週間に何回洗濯されていますか?

3回?4回?ご家族の人数が多いところだと「毎日!」と言われるかもしれませんね。

 

仮に、1回の洗濯での移動歩数を300歩としましょう。

1週間に3回洗濯をしたとすると、洗濯だけで移動した歩数は900歩

1ヶ月で3,600歩1年間では43,200歩

トヨタ「一歩一秒」で考えると…43,200秒=720分=12時間(!)

「一歩一円」とすると、43,200秒=43,200円(!)のロス(-_-;)

 

家庭の場合は、実際に損失が発生するわけではありませんが、

年間で12時間も洗濯のために移動していたかと思うと、

「もうちょっと効率よくできないかな~」と思いませんか?

 

最初にご紹介した「ウォークスルー洗面乾燥クローゼット」は、洗濯機を設置している「洗面所」が「ウォークスルー」になっていて、そこで洗濯物を干す(乾燥させる)ことができて、さらに大容量の収納(クローゼット)が付いています。

なので、1回の洗濯物を干す際の歩数を実際に図ってみると、キッチン→脱衣場で8歩、洗濯物もその場で干せるし、しまう時はその場でクローゼットにしまえるので、往復したとしてもせいぜい30歩くらい。

 

日々の生活の中で、一生懸命効率や作業のスピードを上げる工夫をされているかと思いますが、少し着目点を変えると、こんなにも家事の時間を減らすことができる方法もあるんですね。

もしこれから新築やリフォームを考えらている方がいらっしゃったら、この設計や構造を取り入れるだけで、洗濯にかかる時間が1/10に減りますし、1年間で12時間も別のことに充てる時間ができる、ということなので、ぜひ一度考えてみていただけるといいかと思います(^O^)/